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沖縄

 沖縄はホスピタリティに溢れすごくよかったよ、と訪れた人たちはみんな感激しています。
まだ訪れたことのない沖縄。九高島や慶良間の海底遺跡のことに思いを寄せると、わくわく。
私の女神の心がグワっと湧き上がってきます。
 そんな夢の沖縄の裏の現実に米軍基地。
 今回のヘリ墜落はただならぬ事故の様子です。
 8/18の読売新聞の朝刊には、黄色い防護服に身を固めた米軍がオレンジの袋(危険物)の事故処理の写真が。
 この写真を読み解く人は、「劣化ウランの可能性」(あくまでも可能性)も見ています。
 なんでそんなもの、ボロヘリで運んでいたのか?
 全ては闇へ葬る日本の対応。
 小泉首相どころか外務省も大臣もだーれも、私たち日本人にちゃんと説明をはたしていないんじゃないですか?
 アメリカの国旗の★のひとつ、軍事日本州、と言われるだけのことはあります。
 宜野湾市長の真剣なまなざしに比べ、沖縄県知事の口元はゆがみ、ことばも抽象的なTVの映像。(沖縄県知事の立場上、政府からの相当なプレッシャーがあるはず。彼に捨て身の勇気はなさそう。)
 何が起こったのか、日本はアメリカ側の報告のみ受ける立場、それ以外に何もできないのでしょうか?
 日米地位協定とは? 沖縄米兵の犯罪は日本が裁くことはできません。治外法権ってなんのため?
 今、アメリカは世界の信頼を受けられず、モラルも低下している中、ひとりひとりが立派な個人として活躍できるのでしょうか?私には疑問です。
 オリンピックが終わるまで、人々は面倒なことには関心を寄せたくもないでしょう。
 谷亮子選手、北島康介選手をはじめメダルはすっごくうれしいし、彼らのような素敵な大人が増えれば、と願いますが、スポーツ界のみならず、政界にも立派な人が育ってほしいです。
 重慶でのサッカー戦で判ったとおり、「嫌われ者ニッポン」も事実。
 日本人として、喜び半分、情けない気持ち半分です。
by artemis-journal | 2004-08-19 12:38
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