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自分をみつめて

 「どんなにたくましく、朗らかな人でも悲しみをたたえているもの」
 「どんなに辛い日々にも、笑いのかけらは転がっているもの」
 自分の姿を、情けなくとも、辛くとも、じっと見なければ、と自分に言い聞かせ‥‥。
 そんな折に古い友にばったり出会いました。
 「今3人、看ているの」と介護の話を伺い、「そういう世代よね」とお互いうっすら涙も浮かべつつ立ち話。私は、集中できないせいもあり、仕事にも影響が出てきました。でも、仕事上のトラブルにプライベートな弁解が通用するわけがありません。
 ヨガを教えている彼女は、すごい前向き。その日も入院中のお一人のお見舞いの後ということで、大きな荷物を抱えていました。3人違う入院先だとか。
 私自身、「こどもがかわいそう」と批判の声も気にしながら、ほそぼそと仕事を捨てずにやってきて、今、やっと子供も大きくなり、仕事はこれから、という時期に介護問題。
 周囲には“余暇”で仕事をしてきたようにみられているのかも。
 仕事でもプライベートでも、他者に何と思われようと、自分の中で納得いくよう最善を尽くすしかないものです。誠心誠意、最善の努力。
 まずは、自分のいたらなさに目を向け、改善の方策を探ることで、仕事も介護も少しずつでも進展できたら、と昨日は弁天様の前で座っていました。
by artemis-journal | 2004-11-04 13:23
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