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心の栄養

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 友だちとのおしゃべりは心の栄養剤。
 私と友人との縁は、神戸に住んでいた25年ほど前の出会いから。奇遇にもお互いに引っ越した先がカリフォルニアのバークレーで、またまたご近所づきあいをしていました。こどもが育ち、お互いに時間の余裕ができたこの数年、たまに一緒に美術展へ出かけています。

 友が誘ってくれたのは浜口陽三氏の版画展。
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 ポスターの印象とは違って、ハガキ大の小さな作品が数多く展示されていました。カラー・メゾチントの繊細な技法を観賞するには、虫眼鏡が欲しいほど。もう少し明るければ…。(作品保護のためでしょうか、吉祥寺美術館の照明は暗めのような気がします。)
 21歳でパリに渡り、72歳にカリフォルニアに移住、2000年に91歳で亡くなる数年前に日本に帰国。大人になってからの大半が海外暮らしなのはわかるけれど、72歳にもなってフランスからアメリカに移住するなんてすごくない? そして最期は日本に戻っているし…。友とのおしゃべりはいくらでも湧いてきます。

 その日のランチにはフレンチのかわいいレストランを予約してくれていました。メインディッシュと共に野菜料理が映えます。女性のシェフだからかな? デザートまでの1時間半、日々の生活のあれこれや、家族のこと、仕事の事と近況報告がてら、悩みもぽろぽろこぼれてきます。
 話題のひとつに、離れて暮らす高齢の両親のこと。アルツハイマー(認知症)の唯一の薬、アリセプト(商品名だと思いますが)による肝機能障害の話し。(医学界では実例報告が行き渡っていないようですが。)
 子育てに続く両親の介護など、それなりの難関を通りながらも、できる限りの手を尽くしたい気もちを持ち、加えて私たち自身の「満足の行く生活」を願っているわけです。同じ星座の特質かも。
 展覧会、食事、そしてウィンドウショッピング。「似合うよ~」「これいいね!」と今までに入ったことのないお店でも楽しみました。
 そうやって友と一緒に過ごした数時間。その後、なんとはなしに感じたこと……。それは、足踏みばかりしていないで、先へステップを踏み出さないといけないのだな、というメッセージ。おしゃべりが心の栄養剤、というのはこういうことなんですよね。
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by artemis-journal | 2010-07-25 15:08 | 生活

ライター松井一恵さん

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 ライターの女性、一恵さん(友人)のトークライブ at yomo cafe。聞き手はカウンセリングや臨床心理に携わる男性2名。家族療法のリフレクティング・プロセスやナラティヴ・アプローチの専門家。聞き手が2人いるのは面白い構成です。

 一恵さんは話すときに目がまんまるで、はきはきしています。元気いっぱいで飾らないまま、率直でかわいい雰囲気。でも、身体は決してぐらぐらしなくて、背筋がすーっと伸びてます。

 私たち観客(?)は、就活を見据えた大学生や、若い方たち10名ほどで、カフェは満席。
 
 ひとりの女性は「好きなことを仕事として続けていくのって、すごいですよね」と感動してました。

 世の中(フード)ライターになりたい人は大勢いるのに、ライター不足。書きたい人は多いのに、書ける人は足りないそうです。ライター講座、編集講座などの卒業生でもプロになれる人はほとんどいないのが現状のようです。

 一恵さんはいかなる状況でも取材に出かける時は「ニコニコ笑顔で、『こんにちは~』」と元気よく挨拶から始まるそうです。当たり前と言えば当たり前ですが、作り笑いではあまり役立たず、そこまで笑顔に持っていくっていうのが難しいのだと私は思うのです。
 コミュニケーション能力についての質問には「子どものころからの積み重ねだから、そう簡単には身に着かないと思う」とも。

 友人のライターたちに共通するのは、相手に対する好奇心。取材相手の興味に添えた時、おもしろい話、秘話などを引き出せて、その感動を読み手に臨場感あふれるように書き、伝えることができるんだろうな。 
 「おいしい」という言葉を使わずにおいしさを伝える、それも誰にでもわかるように! 

 読者を思いやっての書くのがライターかな。自分の思いの丈だけを綴ってもダメなんだろうね。(^^;
 そして、一恵さんは、決して批判精神も絶やさず、しっかり突っ込んでいく。(^^;

 具だくさんカレー&お手製ベーグル、変わりそうめんなどなどお惣菜にワインを頂きながらの楽しい晩。(ここでおいしい! とは書きにくいですが、おいしかった。)
 トークライブが終わってから一恵さんのお連れとたっぷりおしゃべりしたのも楽しかった~。
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by artemis-journal | 2010-07-18 11:43 | 仕事

トカイナカ

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 近所のNさんの畑の「麦干し」光景は初めてだったので、ちょっと気になってました。昨日はその畑の直売所を通りかかると、Nさんがお店番。昔のPTA役員仲間で、子どもたちはそろそろ巣立ちの時期。「息子はどうした?」「娘はそろそろ結婚?」と「市議のAさんとこの娘は?」と話題の中心はこども。さすがPTAつながり。
 「ところでこの前の麦干し、初めてでしょ?」と尋ねたら「市の要請でやったけれど、大変だった~。冬の麦踏は地元の小学校の子どもたちがやってね。」小麦は何になるのかな、と尋ねたら「うどん!」の即答。そういえば、武蔵野うどんが流行っているもんな。
 「パンに使える?」と聞かれ、「うーん、ふくらみがどうかなぁ。力足りないから。でも、ピザ生地のみたいなら失敗でもOK」「ホットケーキか…」ひとしきり、体調のことなどおしゃべりして…。
 週末はブルーベリー畑が解禁かしら。秋には梨と栗も…。人気の吉祥寺、武蔵野市は都会田舎、トカイナカ。
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by artemis-journal | 2010-07-15 09:36 | 生活

削除

 前回投稿した記事は、不快な気持ちにさせてしまった旨コメント頂きましたので、削除いたしました。
 そのようなお気持ちにさせてしまった点のお詫びを申し上げ、これ以上の方を不快な気持ちでになって頂きたくないと思った次第です。ご了解くださいませ。
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by artemis-journal | 2010-07-13 23:40

ダイアログ・イン・ザ・ダーク 感覚の研ぎ澄まし

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 数年前に一度だけ体験したダイアログ・イン・ザ・ダーク。一筋の光もない暗闇での数時間の体験は2007/9/24のジャーナル。
 今回、その暗闇で体験したのは「ZIKI禅」。1回だけのスペシャルバージョン。
 「あ、クラヤミ食堂?」と勘違いされる方も多いのですが(実は私もそのひとりでしたが!)、クラヤミ食堂で体験するのはアイマスクの目隠しでのお食事会のようで、“暗闇”と似て非なるもののようです。

 ダイアログ・イン・ザ・ダークでの「ZIKI禅」は、いのちのつながりを確かめるような、味わい尽くすような、たった3時間ながら、濃縮された感覚体験でした。

 頂いたのは石川県白山麓のお米とお水で炊いたお粥と沢庵とゴマ塩。そのお粥のおいしかったこと!! たぶん、真っ暗闇でそっと口にいれたお粥(米と水)の味は、“最後の晩餐”のメニューにリクエストできるなら、このお米と水で炊いたお粥にちがいありません。

 禅宗での食事の作法、応量器という器での食の作法を体験させて頂きました。ムダひとつなくできあがった作法は、厳しくて慣れるまでには頭とからだが一致せずややこしいのですが、身につけることができたらどれほど効率的だろうか!ということも納得。
 暗闇で柿沼忍昭和尚さんのお話を伺うと、どうしてもその声、お話に集中してしまうことになります。時折お清めのカーンという音が部屋に響き渡り、バラバラだったものがきれいに並んでいくような感じがします。
 それに、いのちのつながりを思いやりながら頂くお粥のありがたさ。私の普段の食事が、どれほど贅沢、粗雑なんだろう、と思いました。(私の普段の食事は、友だちから「うさぎさんのお食事」と呼ばれていて、菜っ葉中心で決してリッチではない粗食。)
 若い頃、ある山寺でこの作法での食事をさせて頂いたのですが、その時はおいしい、という感じより貧しい感じで我慢した印象でした。

 どうがんばっても見えない状態。木の椅子やテーブルであることはわかります。色や大きさを創造し、響き渡る音で部屋の大きさや形を思い浮かべる……。暗闇で目を閉じてテーブルをなでて、目をあけると、暗闇で決して見えないのだけれど、テーブルがわずかに発光して“見える”ような感覚になったのも不思議なものです。

 視覚情報を絶つことで際立つ他の感覚。

 ダイアログ・イン・ザ・ダークは一度だけの体験というより、定期的に「感覚のお手入れ」をすることで、感覚を研ぎ澄ますことができるんだな、とわかりました。頭で充分わかっていても、からだは「体感」しないと納得しないんですよね。
 理屈勝りの息子へのプレゼントにこのチケットをあげよう! なんてたくらんでいます。

 現在、常設は「七夕バージョン」だそうです。季節折々の日本の良さを都会のど真ん中で味わう贅沢もあります。

 実はダイアログ・イン・ザ・ダークというのは、社会的な意味合いでも重要なことを担っているのですが、私がそれを書くのは、理屈の上塗りかな、と思って省略しますね。
 機会を見つけて、ぜひぜひ!!
 
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by artemis-journal | 2010-07-04 11:17 | アート