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おくりびと

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 氷雨の中、お別れの式に参列しました。美しい花に囲まれた“笑顔”に、在りし日の彼女の声が私には聞こえてきました。親しいお付き合いをさせていただいたわけではないけれど、彼女の前では素直な気持ちで、おしゃべりができました。
 弔辞を述べられた親友の方は、彼女とよく似た優しさを漂わせていました。喪主であるご主人様の言葉の一言一言からも、温かいご家庭だったことが伝わりました。子どもたちが立派に育っている姿を拝見し、何も心配はいらない、そういう確信も持てました。
 同じ年の子どもを持つ母としては、子どもの成長を見届けることができなかったこと、それはそれは心残りだっただろう、そんな風に私は涙してしまうのです。
 でも、ご主人様の言葉を伺い思いました。彼女の魂が、ご親族をはじめ縁ある私たちをより良い方向へ導いてくれるはずだと。そしてわずかながらも力が湧き、前を向くことができました。
 それは、彼女のお人柄によるものでしょう。
 生まれたからには必ず迎える死なのだから、亡くなった方をお送りする側に立つ時は、その方の思いを受け取りたい、そう思っています。
 私は、彼女から素直な優しさを受け取りました。
 棺に眠る彼女のとても美しいお顔を拝見し、闘病はお辛かっただろうけれど、もう、ゆっくりおやすみくださいね、そんな気持ちが湧いてきました。
 折りしも今日は日本映画『おくりびと』が初のアカデミー賞受賞と華やかなニュースが流れています。納棺師のお話だそうですね。ずっと見逃している映画です。英語のタイトルは“Depature”だとか。
 新しい世界への旅立ちを怖れずに。
 子どもたちは、お母さんのすばらしさを何倍にも育てていくことでしょう。
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by artemis-journal | 2009-02-23 22:07 | 生活

カフェスタイルで

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 梅の花も盛りを過ぎました。いっぱい花びらが舞っています。
 立春を過ぎたある晩、カエルがのっそりのっそり。え?今頃? その後は見かけないのですが‥‥。
 このところの寒暖の差は、日本の四季を無視した状態のように感じます。
 そして、今夜は寒い? あったかい?なんて気にしつつ、夕方からいそいそセミナーに出かけています。
 私が枝廣淳子さんの講座に参加するようになったのが2006年秋。
 それまでの5年ほどは、積極的には人に会わずに、会合にも出かけず、という生活を送っていました。久々にワークショップや講座に復帰し始めた時でした。

 その後、枝廣さんの主催する講座http://www.es-inc.jp/のテーマに惹かれ、ちょこちょこ参加。始めは、籠っていた私にとっては、リハビリみたい。
 今回は「第二回目 本当の幸せと持続可能性を考える(全4回)」という講座に参加しています。毎回、ゲストのお話を伺い、その後、カフェスタイルでの対話を行います。
 2時間半の会ですが、このパターンにすっかりなじんでしまいました。
 ゲスト講師のお話は、「そうか~」と発見あり、共感あり。知識だけでなく、お人柄がわかり、本を読むのとは違った事を学ばせていただきます。その後、参加者とあーだこーだと自由な雰囲気で話すと、いやぁ、そんな事も考えられるのですね、とびっくりすることも。同じシルエットが違って認識されるような、皆が同じようには見たり感じたりしないのですよね。

 その後の1週間は、そのテーマについて思いめぐらす時間が多くなっています。
 「しあわせ」というのは、とっても個人的な心の持ち方。
 でも、今のような、政治や経済を始めとした社会システム全般がなんとも不安定な時期に、皆で考える「しあわせ」はとても意義のあることだと感じています。
 さて、本当の幸せってなんだろう? (また次のジャーナルにでも書いてみます。)

 昨夜はユング心理学を学んでこられた枝廣さんの講義でしたが、示唆に富んだもので、とても面白いアプローチでした。
 そこで私たち参加者に課せられたお題は「現在のさまざまな問題は、いったい何のために起こっているのだろうか?」です。
 テーブルで一緒になった4名は、「経済格差」、「温暖化」、「派遣切り」など「さまざま問題」って何だろう?と語り合い、それが「いったい何のために起こっているの?」という事に話しを進めました。
 この問いに、ユングの醍醐味があるわけです。
 問題の「原因」を過去に遡って探る(因果律)のではなく、この問題が起こるのは「未来は私たちに何を伝えようとしてこのような出来事が起こっているのか?」という問いかけに変えていくわけです。
 学校に行かない子どもの問題の原因を探らず、子どもに関わる人、親、友、教師などそれぞれが、上記の問いを自分自身に向けたらどうなるでしょう? あるいは、子ども自身がその問いを発したらどうなっていくでしょう?
 私の腰痛は私に何を伝えようとしているのか? と問うてみるのも面白いものです。

 そうやって皆でおしゃべりをしていると、“健康な”私たちは、それぞれに元気なエネルギーが湧いてきます。
 話している内容が、経済崩壊やら難題であっても! です。

 この不思議な力は、理屈で明快に答えることはできないようなことなんですが‥‥。

 こういう講座を私はとても楽しんでいるし、自分の信念を勇気付けられるようで、参加するのを楽しみにしています。もっと、たくさんの人とこのような話ができたら、それが社会を明るくしていけるに違いない! と信じている私です。
 みんなで“じょうずな”おしゃべりができる場であるカフェを開いて行く意義を感じ始めています。
 
 因みに、3/10(火)には布ナプキンをテーマにアルテミス春のお茶会http://artemis-moon.jp/tea-party.pdfを開きます。
 あと、2,3名の余裕があります。よろしければ、お出かけ下さい。
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by artemis-journal | 2009-02-22 00:35 | 社会

ソムリエ・検定・資格

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 先日のラジオで「空気ソムリエ協会」が紹介されていました。ソムリエ、って以前はワインだけに使われていたはず。今や野菜のソムリエだとか温泉ソムリエとか、どんな分野でもソムリエ。
 ソムリエになるためには認定とか資格、とかがあって、1級とか2級とかあるのでしょう。
 いやはや空気ソムリエとは。
 なんだか誰かに「認めて」もらわないとどうも落ち着かなくなってしまったのが現代人なのかしら。
 病院では湿度○○%の浄化・滅菌された空気が理想なので、こういう装置をつけましょう。とか、住宅には安らぎのある空気が良いですから、香を加えて空気清浄機つけましょう。とか、お店では物が売れるように○○しましょう、とアドバイスするのがソムリエなのかしら?
 悪いことではないのですが‥‥。なんかこう、不自然な感じがしてしまいます。
 
 私たちは中学時代に学年みんなが英検を受けたりしましたね。息子は中学時代に数検受けてました。
 そういえば、この間は週刊誌ネタになった漢検。検定料で大儲けだとか。
 アロマとか、趣味の分野でもいろいろありますね。検定とは言いませんが、免許皆伝。茶道・華道、香道などの世界も相当いろいろありそうです。柔道・剣道なども段があったり。子どもたちのスイミングスクールなど、ワッペンもらったり、キャップの色が変わって、励みになって頑張っていますよね。
 
 おとな向けの資格や検定は講座を有料受講してから試験、というパターン。
 役には立っていませんけれど、私もいくつか「賞状」のような認定証を持っています。いくつか講座を受けて、レポート書いたようなものがあります。
 昔は環境省の「環境カウンセラー」の一期生として認定を受けたのですが、DMや電話勧誘が多くてうんざりしてしまい、返上しました。なくても仕事に問題は生じないから。
 心理学だって「○○認定セラピスト」なるものがありますし、産業カウンセラーとか四苦八苦して資格を取っている方々がいます。
 介護関連でもヘルパー1級を取って、仕事に就いて頑張ろう!という方が多かったです。
 上記のように、簿記や秘書の検定など仕事には必要なものもあるのでしょうが、家庭科検定の問題には、主婦歴の長い私ですが、あれぇ~、私これは落ちちゃうかも! と思いましたよ。
 勉強することにはとてもためになるので、良いことではありますが‥‥。

 医者とか弁護士とか、国家資格がないと仕事できないものもあるでしょう。
 でも、そうでない認定や資格もやたら増えて、真面目とお遊びの区別が付きにくいほど。
 日本人て真面目だから、なんにでも資格や検定が好きなのかもしれません。 
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by artemis-journal | 2009-02-05 23:28 | 生活