<   2007年 08月 ( 4 )   > この月の画像一覧

会話の時間を楽しんで

アルテミスのトップページはこちらへ。
 今日は久しぶりに泳いできました。20分間500メートルの軽い運動。その後、サウナで汗を搾り出して帰ってくると、9時過ぎ。早朝やってくれればいいのに! フリーコースは夕方7時からなので、どうしても遅くなってしまいます。
 でも、泳いだ後は、とても元気になれるんです。

 昨晩は、友人の店の向かいにある小さなバーでおしゃべりしていました。音楽がいいんですよ! マスターに聞くと、以前の仕事がCD(ワールドミュージック)の仕入れをやっていた方だそうで、「英米ものがないんですよ」と言われ、私は「それがうれしいの!」と。
 毎日でも通いたいほど気に入ってしまいました。
 ラタトウユ、鰯のマリネ、さごちのココナッツミルク煮の3品をふたりでつまみ、とグラスワイン1杯で、なんと2時間以上しゃべり続け。
 料理がなんとも舌に合う! 友人曰く「優しい味がする」と。本当に美味しかったのですが、なんとひとり1100円也。(お通しなどないのですが、お店が続くのか心配してしまいます。)
 
 先日は、ブックレット作りの編集の打ち合わせに、場所を選んで、東京オペラシティにしました。ギャラリーのイベントをさっと観て、その後にお仕事。
 たくさんの会話の中から生まれる、新しいアイディアや気づき。
 新たな宿題も増えてしまいました。
 ちゃんと人と合って、聴く、話すことが本当に大事ですよね。打ち合わせの内容なんてメールでやってもできなくはないのです。確かにそんなことなのですが、一緒の空間で、お互いの雰囲気を感じながら、心をこめて話をするって、本当に充実感でいっぱいになります。

 先週は、それに加え、環境関連の読書会へ参加していました。
 これも、また初めての方々と共に、1冊の本について話を進めていくのですが、うーん、本当にしっかりと読めるし、大事なこととそうでないことを「言葉」にして行かなければいけないので、はっきりとしてきます。

 私の普段は“PCがお友達”になってしまって、人とはろくにしゃべらない日もでてきますから、こういう、おしゃべりのチャンスがとても大事だなぁ、と感じています。

 おいしいものと楽しいおしゃべり。そこから生まれてくる気持ちや新しい目的。
 たくさんの愚痴をこぼすのではなく、日常の中で感じたこと、気づいたこと、思ってることなどを言葉にし、相手の言葉に耳を傾けていくと、自分の中に相手が入ってくる感じがします。
 そして、相手があってこそ、自分が見えてくるその面白さ‥‥。

 先週は高校時代の同級生と3人でのおしゃべり会もあって、私の夏休みは、友人たちとのおしゃべりの豊かな時間がたくさんありました。

 次はどんな時間を友と過ごせるのか、とっても楽しみ!
[PR]
by artemis-journal | 2007-08-27 23:48

62年目にして

アルテミスのトップページはこちらへ。
 最近の暑さには、あっさりと根性負けです。
 先日、友人と午後中おしゃべりが続きました。「図書館で作業」というほどのちゃんとした目的はあったのですが、何せ女3人、すぐにあっちこっちに話が飛んでしまうのは止められません。
 「だだ茶豆のモンブラン」や「いちじくのケーキ」というおいしい〆で6時を回ってしまいました。
 その時の話題のひとつに「K氏は、最初の頃、川田龍平さんのエイズ訴訟の時応援していたんだよ」「K氏は昔、共産党と仲良しだったけれど、共産党の本音と建前に嫌気がさしたんじゃないか」とか。
 話題の発端は「小泉前総理」が何故人気があったか?それは「本音で語ったからなんだ」、という話でした。
 そして、どこのグループにも属さずに本音で語るからK氏は人気があるんだ、というお話。K氏は自分の頭で考え、自分で感じたことを表現しているので、魅力があるのですね。加えて、忍耐もあるのです。(だから右も左も行ったりきたり?!なんだって)私はそうか~、と納得。
 62年目の終戦記念日。息子は初めておばあちゃんと二人だけで一夜を過ごし、戦争の話を聞いたようです。「終戦の時がボクの年だったんだって。」帰ってきた息子の言葉でした。おばあちゃんも普段は戦争の話はするタイプではなかったので、とても貴重な機会だったと思います。
 私の息子は湾岸戦争の年にアメリカで生まれたので、このままアメリカに住んだり国籍をとったりしたら、一番に徴兵されるよな、という危機感がありました。
 「アメリカの国籍取れるじゃない?」と気軽に多くの日本人に言われたのですが、「親子が違う国籍なんて考えられない」「今の戦争好きのアメリカだと、うちの子、男の子だよ、いつ徴兵されるかわかんないじゃない」と私は返答をしていました。
 カリフォルニアに住んでいたのですが、徴兵され最前線に立たされるのは有色人種、というのは常識。ブラック、イエローとその差別は否めません。
 さて、日本でも最近は北朝鮮の脅威があるので国防をしっかりという改憲派と、武力ではない平和主義の護憲派に分かれます。この論争は、いつのときもキリがつきません。
 昨夜のTV番組なのですが、K氏が「ガンジーの非暴力は命をはって抵抗する(命を捨てても戦う)ことだ」と主張。それを多くの人がパチパチと拍手。
 そして護憲派の人が「命以上に大事なものはない」と言えば、K氏は「ガンジーは命を捨てて国を守っているのだ」と切返すのです。
 そこで、私は、命は粗末に扱われてはならないと言い換えればどうなのかな、と。
 ここで「命を捨てる」と言ってはならないのだろうな。
 命が大切という意味から「すり替えられる可能性」のある論理にちょっと待てよ、と思いました。
 「命」とは味方側だけの命ではなく、生きとし生けるものの命。(私ひとりで生命は維持できないのですから!)
 武力は命を粗末にするものである、と規定する必要があります。
 国を守ることが大事でも、相手の国(命)を殺す行為であってはならないのが非暴力のはず。
 敵が殺しにきたら、非暴力で抵抗し、死す。それを受け入れる覚悟があるか否か?
 その覚悟がなければ、自分も相手と同じように戦い、殺されないように努める(苦しむ?)必要があることを、今の戦中派が体験していることです。(敵に殺される前に、我が命は自ら‥‥、というむごさもあるわけですから)
 改憲派の人々は自分自身がどんな“戦い方”をすると想定しているのだろう?って余計な詮索をしたのですが、護憲派の人々も、本当に命を張って抵抗することが出来る人がどれだけいるのだろう?と思ったり。
[PR]
by artemis-journal | 2007-08-16 11:46

外国の若者

 アルテミスのトップページはこちらへ。
 春から夏にかけて、ふたりの外国の若者が我が家に滞在していました。
 6月に滞在していた22歳のルイス君は、中国人のご両親でベネズエラで育ち、インターナショナル・スクールで学び、カナダの大学生。ベネズエラの生活はスペイン語、家庭では中国語、学校で英語とフランス語、そして今は日本語を勉強中で専修大学に短期留学をしていました。なんてすごい!と私などは彼の勉学意欲に関心するばかり。大学生になった時からカナダ(外国)での一人暮らしで、最近は妹とふたりで立派な一軒家を切り盛りしています。もうすぐ弟もカナダにやってくるそうです。
 ベネズエラでは、差別を受け、辛い思いもしたそうです。その点、カナダは中華系の人々がとても多く、移民社会としてのバランスもよく、住み易いそうです。
 いろいろおしゃべりしていると、差別を受けたこと、友達の自殺、いろんな苦労を乗り越えてきていることが伝わってきます。そして彼は、自分の拠り所としての文化がないことを悩んでいました。そして将来世界のどこへ落ち着くのかわからない、と。因みにGFは日本語が上手な韓国人だそうです。
 彼はインターナショナル・スクールの先生(中高生ぐらい)になりたい、と言っていました。物事を深く考えることを、子どもたちから導きだして行きたいそうです。
 うーん、彼のように沢山の苦労を乗り越えていれば、人の痛みもわかり、それでいてとても明るい感じ。そして気配りもできる自立した人ですから、先生になれば、それは素晴らしいことまちがいなしです。
 そして先日まで10日ほど滞在していたイリーナさんは18歳で、今度カナダの大学2年生。イルクーツク(ロシア)出身で、16歳でアメリカの高校に1年、その後カナダの大学で1年を過ごしたという素敵な女性。アメリカの高校留学では2%の難関を通った国費留学生で、18歳で既に大学2年。勉学が優秀なのはわかりますが、我が家にいても、ごく自然に、気を使わなくて、洗濯をはじめ、自分で適当にやってくれます。
 とにかく、何にでも興味を持って尋ねてくれますし、日本のガイドブックを読み込んでいて、ひとりでどこへでも出かけて行きます。
 富士山のツアーと歌舞伎は我が家からひとりで電車を乗り継いで、銀座で浴衣を買って(着付けもマスターして!)帰ってきました。
 最後には、お礼のカードを日本語で書いてくれたのです!
 今まで、アメリカやオーストラリアの留学生をホームステイでお世話をしたことがあるのですが、アメリカの中学生たちは、「ショッピングやモール」という言葉だけに反応。お土産買いにほとんどを費やします。食事もファーストフード好みのようで、手作りは食べられず‥‥。大勢で訪問してきていたので、みんなが揃ってワイワイしゃべっているのが耳に入ると、「私のステイ先の食事はまずい(yacky!)」、「おばちゃんはどこにも連れて行ってくれなかった」などと文句が飛び交っているのには、ちょっとがっくりでした。
 オーストラリアの高校生の子どもたちにも似たような感じがありました。
(ただし、どの子も、それなりにいい子でした、念のため。)
 さて、日本は、というと、最近のおばあちゃまは若くて元気で外国旅行も大好き。そこで、孫の留学に付き添って、というのがあるようです。親も安心だし、旅費はおばあちゃまが持ってくれたりして、ありがたいわけですが。でも、ババ付き留学ってどんなもんでしょうねぇ。
 そして、大学の教員の叔父の話。
 大学のオープンキャンパスには親が隣の椅子で聴講に付き添い、親のアンケートには「トイレにウォッシュレットがない」「90分の講義には椅子が硬すぎる」というコメントがあるそうで、ショックを受けていました。
 企業の就職説明会も「親向け」があるそうで‥‥。
 それでは、子どもは自立できるはずはないですよね。
 さてさて、どこまでしっかりした子どもを育てられるか、そこが親の力ですね。
[PR]
by artemis-journal | 2007-08-15 14:35

もう、8月‥‥

 アルテミスのトップページはこちらへ。
 この数年、水害や地震が多いような気がします。降雨量も、90ミリ/hという数字が出てきて、「観測史上初」という言葉を良く耳にするようになった気がします。 水の少ないオーストラリアでの洪水の話があれば、ヨーロッパでは猛暑続きで45度とか。
 日本の社会は、地震で刈羽崎原子力発電所が崩壊し、「スリーマイル並み」とまで海外のうわさは立ちました。総ては想定外で、予想を裏切った結果でした。
 もっとも危惧される原子力発電所は浜岡。対策を打てるのは、電力会社と国策推進の国のみです。賢明な判断を下してほしいものです。
 今回の地震でも発電所の人的対処は随分いい加減な様子が、刈羽崎でよ~くわかりました。
 危機管理ができていないのは、お粗末内閣のみならず、です。
 自民が崩壊しただけで、民主に力があったとも思われず、病との闘いで議員職を得た人もいらっしゃいました。本来、弱者である人々が前面で闘わなければならぬほど、日本の政治力は落ちてしまった、とも言えるのかもしれません。私の政治のイメージは、「夜討ち朝駈け」だったわけですから、政治家は並の体力ではない、と私は信じていたのですが‥‥。
 7月には河合隼雄氏、小田実氏など著名人が何人も亡くなり、私には邦楽奏者の高田和子氏が56歳という若さでお亡くなりになったことがショックでした。現代曲でも三絃の魅力を活かした演奏家として、伝統の魂からスタートした次の発展を感じていました。最後の演奏会は数年前の彼女の個展でしたが、邦楽器の音色が新しい世界に入り込む、とても印象に残ったものでした。残念でなりません。次の世代が引き継ぐ事が大事なのでしょう。
 そんな低迷した7月、最後にはちょっと素敵なコンサートに出かけました。<東京の夏>音楽祭2007。<東京の夏>は毎年とても興味を惹かれるものが多いのですが、2か月弱の間にいくつもの魅力あるコンサートがひしめき合います。今年は「ヴードゥーの儀礼音楽」と、「キューバのヌエバ・トローバ」の2つだけ出かけました。キューバ音楽は今年は相当人気のようですね。
 私は、セザリア・エヴォラ(西アフリカ、セネガル)という女性の歌手が好きなのですが、彼女の曲はキューバ音楽のジャンルに入ってくることが多く、私もキューバ音楽になじみができていました。そして、いつのまにか私も、はまっているではありませんか!
 ライブにはなかなか出かけることは出来ないけれど、HP上で、いつも鋭いモノローグを書いておられる八木啓代さんが今回の<東京の夏>のキューバの企画です。
 きっといいだろうなぁ、ぐらいに思っていたら、もう大ヒット!
 いやぁ、よかった。若い子たちだったら、音楽をどんどん盛り上がらせていくだろうけれど、素敵なおじさま方のギターと歌は、90%のノリを大切に、決して爆発させずに、私たちをぐんぐん引寄せていきます。
 キューバという国でのライブだったらまた別なんだろうけれど、きれいな照明付きのホールでのおしゃれな感じの演奏は、こんな感じの引き込み方もあるんだろうなぁ。
 昨年もこのホールでクルドの音楽を聞いたのだけれど、(2006/7/27「7月のアート」で触れてます。)その時は、そのホールでの演奏に限界も感じ、でも想像力だ!って思い直し、多文化に触れる機会を持てれば、異文化を理解しあうことができるのだ、と心に留めました。
 キューバ、コスタリカ、それに中近東など私にはとても遠い国だけれど、気になる国です。
[PR]
by artemis-journal | 2007-08-04 08:53