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4月と5月

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 1か月半、更新をせずに今日に至ったこのジャーナル。いろんな事が思い出されます。面白いコンサートにも出かけたし、東京を離れることもたびたびありました。
 大きな流れの変化は、娘、息子が家からいなくなり、夫との二人の生活が始まったことでしょうか。息子は15歳で地方の高校を選び、下宿生活のスタート。娘は8月までには帰国の予定ですが、今は南米の旅行中。
 この夫婦だけの生活を円滑に行うのは、それなりの努力が必要。お互いに気を使っているのですが、どうもそのズレも見受けられる昨今です。私は皆に「老後の予行演習やってます」と言って回ってますが。二人だけっていうのは、なかなかたいそうなことです。
 そんな新しい生活が始まり、2ヶ月弱。私は基本的には食制限(アレルギー対策)をしているので、サラダとお豆腐とお粥。(外食などは楽しんでますが。)夫は夕食がいらない日も多いので、こうも食べ物が減らないのか、とびっくりです。いや~、今までは息子につられ、良く食べていたなぁ。
 娘は留学の期を終え夏の終わりまで南米に旅に出る、というので、GWは彼女の学んだカナダの内陸のカルガリー大学を訪ね、バンクーバーまで1200キロほどのドライブをしてきました。
 途中バンフでは雪もちらつく寒さ。雄大なロッキー山脈に囲まれていると、一気に気分も大きくなります。
 カナダという国を初めて訪ねたのですが、西側はアメリカと勘違いしそうになります。アメリカの影響が大きかったんだな、と。そして何よりも中国、アジアの人が多いことに驚きでした。
バンクーバーの夜の街中では、アジア系の人が半分かな、と思われるほどです。
 ビクトリアは随分イギリスらしさが残っているらしく、私にとっては、とても印象に残った土地でした。何しろ、私は紅茶フリーク。おいしいアフタヌーンティーが何より嬉しいのでした!
 カルガリーのグレンボー博物館、バンフの先住民の生活を再現した博物館、有名なブリティッシュコロンビア文化人類学博物館を訪ねたのですが、どこも興味深く、特にブリティッシュコロンビア博物館の伝統を受け継いだ現代アートの展示には、とっても感激しました。
 現代美術家たちは、伝統の芸能を継承するとき、夢やヴィジョンが降りてくる、というメッセージがあちこちにありました。
 また、特別企画で、アフリカの伝統の仮面のダンスを復活させた展示がありました。このプロジェクトはアフリカで蔓延するエイズを止めるためにできあがったもの。社会規範がなくなり、少女たちに広がるエイズを、昔の伝統儀式、大地につながるエネルギーを体感する仮面劇(ダンス)で、止めようというプロジェクト。
 仮面の迫力、って私はまだあまり体験していなかったので、展示でこれほどなら、本物は、とちょっとドキドキしました。東北のナマハゲもそうですよね。実は本当にすごい展示資料というのは、カナダ・ハイダ族の仮面をはじめ、陳列棚にぎっしりのコレクション。ちょっと怖い感じ、魂がいっぱい、という気に満ちたのゾクゾク感なので、さらっと通り抜けるのが精一杯。
 トーテムポール、これもすごいなぁ。家の守り神みたいなものなのでしょう。
 そして、私たち家族3人と娘の友達、4人の旅は、不思議な出会いもあり、充実した8日間でした。
 その後、時差ボケのお陰で早朝に起きるのに何の苦もなく、実に快適な毎日が続きます。カナダでの旅は新しいインスピレーションが湧き、とても良い機会を与えられた、と感謝しているところです。
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by artemis-journal | 2007-05-14 09:40