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音楽

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 学生時代はよくN響の定演に出かけていたなぁ、と渋谷の公園通りを通ると思い出します。岩城宏之氏の訃報は、淋しさがつのってきます。朝比奈隆氏が90歳を超え現役でふっていて、最後の指揮は亡くなる2ヶ月前でした。岩城氏はまだ73歳。昨年も行われた大晦日のベートーベンの全交響曲連続演奏会という驚異的なプログラム。闘病中であり手術の数も半端ではない満身創痍の身であっても、全身全霊で指揮をされているその一日をTV番組で拝見しました。命をかけてやり通したい、というそんな生き方に、私の理想として「憧れ」を感じていました。死ぬ間際まで、自分の意思で生きることができるのだ、という力づけ。
 先日、90歳のチェリスト青木十良氏のCD(N&F)を拝聴。バッハの無伴奏第5番。「翁にして童」と評されていましたが、80歳を過ぎて音楽の本質がわかってきた、という青木氏のお話。
 学生時代に友人と「音楽は魔物だよね」と言い合ったことがありました。簡単には音楽の魅力からは抜けられないのです。音楽家にとっては最期まで音楽があれば、というか、生きる=音楽、なのでしょう。
 私も若い時分は音楽関連の仕事に就きたかったし、もし、そのまま音楽の虜になっていたら、生活態度は悲惨だったに違いありません。音楽以外でも音楽と同じように、自分の魂に響く仕事ができるのだと気づくまでに、相当な時間がかかりましたが(なんとオバカな私!)、お陰様で人生勉強を強いられ、なんとか人間社会の複雑な味わいに気づくこともできました。
 それにしても、私の中の“音楽”というのは、いくつかに分かれているようで(自分でもよくわからない)クラシックのジャンルは別枠。CDより演奏会に足を運ぶことが重要になってきます。
 先日はJ-waveで流れたフアネスの『愛と情熱の絆』を気に入ってCDを購入。しかしながら、それ以外の曲はいまひとつ‥‥。勢いで買ってはみたものの、はずれてしまいました。
 息子の好むJ-POPなど、バックミュージックがノイズにしか聞こえてこないものもあるし。
 音楽の趣味って一緒に生活していると、すごく大事だな、としみじみと思っています。
 
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by artemis-journal | 2006-06-16 18:16

少子化の原因

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 育児休暇の「休暇」という言葉が誤解を招く、というのは的を得ています。
 まったく休めない「休暇」が産後の育休。赤ちゃんより「仕事」相手の方がラクかも。
 復職後に保育園に通い始めても、生活はラクにはなりません。子どものせい(風邪で休むとか)で仕事ができない、と言われたくはないですから、体力が持つ限り、頑張るのが働くおかあさん。何人もの子どもを生み育てるのは、その繰り返し。
 職業がお医者さん(公立)だと、40歳年収は1000万円強で、労働時間は週に70時間弱らしいです。給与がちょっと少なすぎるのでは? だって、株とかネット○○で儲ける人たちの話を聞くと、ほとんど働かずに、膨大なお金を操ってたりするでしょう? 高校生だってクリックひとつでお金を増やすことができるようですし。
 苦しい病人にとっては、お医者さんにすがりたくなります。そして助かる命も、医者次第(医療)、ということも。そんな医者という職業、もう少し時間外労働(救急)に対し、保障されてもいいのでは?(開業医は別のようですが)
 過疎地に医者がいないのもわかる気がします。産科医が減ってしまうのは、昼夜ない生活で、訴えられやすいからだそうです。そりゃ、産科医の女医さんだったら、わが子を産み、育てるのに躊躇したくなりますよね。父親かおばあちゃんでも子育てしてくれる人がいなければ、たぶん不可能でしょう。
 叔父は公立の病院で働き続けていましたが、私はお医者様だから社会保障もあるし、なんて思っていたら、なんのなんの。聞けば年金額も少ないし、びっくりでした。開業医はすぐに大学病院を紹介して、時間内診療。たぶん責任は軽くなりそうですね。
 社会保険庁の「どぶ流し税金」使用や、国勢調査活動費の飲食費、と政治関連は相変わらずお金の感覚がぶっとんでます。
 少子化の原因、個食の原因を、女が外に働きに出るからだ、と言いたげな政治家もちらほら。子どものしつけは家庭ですが、その家庭を壊している原因はどこに? 母親のしつけばかりを問われているように聞こえるのは、私の偏見? 食育は母のみならず。
 社会システムの小手先の改革では、何も変らないというか、たぶん悪化するだけです。違法駐車の取り締まりは、07年雇用対策には良い案だったのでしょう。それにしても民営化された郵便局車はOKというのも、ズルすぎじゃない? 
 私は、こんな矛盾に腹立たしく思ってしまいます。政治家や官僚の研ぎ澄まされた頭脳には、なかなか勝てるものではないですし‥‥。ジャーナリストやメディア関係の方々、政治家以上の頭脳プレーで、狡賢さを暴いて欲しいのですが、いかがなものでしょう。
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by artemis-journal | 2006-06-03 19:03