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優しさの種に水やりを

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 登校中「おはようございます」と言って殴られてしまった福島の小2の話が朝刊にのっていました。娘は「この子は、一生、人間不信につながるトラウマを作ってしまったよ」と‥‥。
 社会面に並ぶ虐待関連のニュースから、おびえとともにおとなになって行く姿が見えてきます。幼少時分は抵抗できませんが、おとな並の体格になった時、子どもは体をはって抵抗するでしょう。(少年犯罪の由来はそのあたりも関連しているのかしら)
 話は変わって、中一の息子の友達A君。保育園からずっとひとなつっこい子で、6年生の終わりまで、街中で会うと私ともにっこり挨拶を交わしていました。ところが、どうもA君は中学生になって「豹変」したらしいのです(あくまでも聞いた話)。不良との付き合いもあって‥‥。A君の学校は数年来、市内で一番荒れた学校で名が通っています。(息子の学校は「飴玉が落ちていた」というだけで大騒ぎするぐらい生活指導では“落ちついた良い学校”だということなのですが。)
 息子がその子とつきあっていたことで「付き合う友達を考えろ」みたいな忠告を先生から受けたようで、私はなんとも複雑な気持ちでした。
 数ヶ月前まえの通の小学生が、何故に豹変できるのか? 身なりはきっとワルぶって反抗しているでしょが、中身までそんなに簡単に変われるのかしら? 人間変わりたい願望で必死の人が多いけれど、なかなか変われないもの(^^; いったんワルとしてリスト載った13歳が、他人や社会にどういう態度をとってしまうのかは言うに及ばず。少年も大人もお互い嫌悪感や不信感を膨らませているでしょう。
 一見、良い子に見えても、親や社会には反抗的になるのがティーンエイジャー。そんな年頃はルールは大嫌いだし、ルール違反をしないまでも、ギリギリの所で抵抗しようとするものです。身に覚えありますから(^^;
 中学では「紺色のセーターならいいんでしょ?」と袖も丈もデレデレのものを着てくる子がいるようです。「服の乱れが兆候」というのもわからなくないですが(服が乱れていない子でももっと怖い事がありますよね)。先生からは「セーターも制服化は?」という「規制」の提案が出始めますが、親は制服は高いし、そこまでする必要はないのでは、という声が半分でした。
 私は「生徒と先生とで話し合いの場を持って、自分たちで検討すべきでは」と心に残っています。今主流のくるぶしソックスは「体育の時危ない」という理由付けで禁止になったり、結構わけのわからない?の連発は昔と変わらず。さすがに三つ折りソックスは世の中になさそう。
 中学入学の説明会に行った隣人のお母さんからは「生活指導や管理、そんな話ばかりで、相当うるさいんですね。なんだかねぇ。学力はどうなんです?」と敬遠しています。
 娘の通った学校は情けなくも、先生から禁煙プログラムに通わせた方が良いとまで言われるほどの高校生も存在。そんな悪い生徒が少数でも確かにいます。だからといって彼らを排除しようとはせず、別の努力をしているようです。長年生活指導担当のベテランの先生は、「ウチの生徒たちは、せいぜいタバコとアルコール。(おとなのたしなみレベルってこと?)麻薬やら危険性をわかっているから。(近くの厳格な)A学校やB学校の生徒の方が、よっぽど危ない子が多いですね。」
 まだ産毛状態のおヒゲの中学生が、制服のままカフェで堂々とタバコをふかしているのは、大げさに言えば、社会へのあてつけでアピールしているだけ。
 彼らに規制や罰則で対処することで改善するかしら? 大人に不信感を持った子どもが大人になり、その人がまた子どもに対し、自分が育ったように接するのですから。悪い連鎖はとっとと断ち切りたいですね。
 今の風潮では「13歳にもなって善悪の判断ぐらいつくだろう」というごもっともな理屈だけが通ってますが、人の心は、3歳も15歳も、はたまた60歳でも年齢を問わず、「優しくされればうれしい」でしょう。つらかったときに優しくしてくれた、という経験抜きに、いつも他者に優しく接するなんてことはできません。
 オーム真理教(アレフ)を始め、怪しい宗教やら暴力団の“集客力”はそこにポイントがあることに、誰も気づいていないわけではあるまいに‥‥。責めることでは何も解決しないと思うのですが。
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by artemis-journal | 2005-02-19 12:05

出会いの必然

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 12月の小田まゆみさんの展覧会へお出かけくださったSさん。アルテミスの布ナプ「月のやさしさ」をご愛顧いただいているというご縁もあり、新年にはお目にかかりることに。
 吉祥寺のおいしいおでんやさん(つるかめ)にもかかわらず、しゃべることに夢中になって食べることは後回しになったほど。アルコールに強いSさんと、めっぽう弱いが日本酒好きの私。いやいや、初めてのデートにもかかわらずここまでおしゃべりにのめり込めると気持ちがいいですね。いくら顔見知りでも、なかなか溶け込めない場合と、すんなり本音が出る相手、というのを自分の中のどこかで感じ取ってしまっているのでしょうか。
 ちょっとマイナーな雑誌『ISIS』の編集を手伝った際「月のやさしさ」に出会って下さったそうで、私も『ISIS』の雑誌の創刊の時から、“女神”関連でご縁があった女神研究家/小説家の水上洋子さんの編集方針には共感するものがありました。エコ的なことを、理屈でなく美しいものとして捉えていく姿勢というか‥‥(といっても、実は女性誌にはまったくといっていいほど関心がないので、誠に疎いのですが)
 Sさんとも現世離れした話題を、現世と関連付けて話すノリを私は楽しんでしまいました。(^^;
 カタチになる前の将来の夢について、どういう風に捉えていくか、という向き合い方でしょうか。私などは夜見る夢が、今の私への大事な啓示として捉え、それをどう活かすか、ということに結構チカラが入っている毎日。(夢を忘れてしまうと寂しいです)
 会うべき人には必ず会えるし、どんなに会おうとしても会えない人も出てくる、という感じで、今回のSさんとの出会いは、今の私にとってもお目にかかる必要のある方だったのだ、と自己満足状態。彼女は私以上にもっと出会いを楽しんでおられました。
 そして、前回2/4「うれしい立春」に書いたような出会いも。もちろん、避けたくても避けられない悲しくイヤな出会い、ってヤツもあるわけですが、それを甘んじて受け入れることで、結構気楽になれるのですよね。
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by artemis-journal | 2005-02-09 16:06

うれしい立春

 私は毎年、立春を新年のごとく感じています。今年の立春ははおだやかで暖かな一日でしたので、心が和らぎました。
 前日の3日は、井の頭公園の弁天様の節分会で、太鼓に合わせ30分近く般若心経をあげ豆撒きは、心が洗われます。その後は冷え切ったからだを温めるのに、行き付けのカフェでココアを一服。静かな音楽と柔らかな日差しにからだが緩みます。
 夕方からは会計士の方との約束があるので、いつものごとくきっと夜半までかかるだろうな、と覚悟を決めて帰宅した早々電話が。仲良しのゆりこさんからから「アランのジャズライブ、すごくいいメンバーなんだ。今晩空いてる?」とのお誘い。うーん、もう4時だから仕事と夕食の支度二つはちょっとムリかも‥‥、と理性を働かせながらも、「うん、行きたい」と違う反応をする我がカラダ。
 会計士の方もお互い仲間なので、「ねぇ、今晩、アランのライブ行く?」と誘ったら即決。それからは仕事も夕食の支度もダダダっと終え、息子には「出かけるからヨロシク!」と言い残し、寒さの厳しい夜にいざ行かん。
 国立の「地球や」では、なんと、ずっと昔のご近所さんと不思議なご縁の感激の再開。ムリしても行ってよかった、とつくづく感じるのでした。この「地球や」昔国分寺で山田夫妻がやっていたお店かなぁ、と気になっています。
 Starlite Quartetのライブは、今の私には心の薬となりました。ベースのアランはゆりこさんのステキなパートナー。私も15年以上前に出会っていた気の利いたユーモアたっぷりのナイスガイ。編集の仕事とジャズを生業にしている様子。多彩な生活しているな、ってあらためて感心しています。
 ステキと言えば、年始、佐藤道代さんのダンス「シルクマザー」を観て、内と外に開かれたそのダンスに感激。普段お目にかかる時は、楚々とした才女にしか見えないのに、あんなにステキなダンサーだったのね、と再発見した次第。イサドラ・ダンカン国際学校日本大使として活躍され、ガイアやアマテラスなど、女神をテーマにダンスをなさっている様子。ニューヨークから帰国されてからはワークショップもたくさんなさっているし、生き生きした女性。
 どうしても忙しさ理由に籠もりがちな私ですが、できるだけたくさんの人や事に触れて行きたい、と心の種火を守っています。ぜひ、ステキな出会いにはお誘い下さい。
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by artemis-journal | 2005-02-05 09:23