カテゴリ:介護( 3 )

介護施設選び

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 私が時々相談を受ける「介護施設選び」のお話をまとめてみました。

 5年前、母は健診で肺がんが見つかりました。当時、両親は二人暮らし。父は認知症がわかって数年たっていました。良くなる事のない病です。母のうつ病は20年来で、だんだんひどくもなっていたし…。
 さ~て、差し迫った母の手術に際し、いかなる手立てがあるのか? 母の手術日は決まっているし、認知症の父のケアをどうする?
 両親の意見を尊重、などというのは非現実的。妹と私で総てを仕切ってしまえ!! 

 そこで一気に介護施設巡りをスタート。

 まず訪ねたのが「民間介護施設紹介センター」。(以前に通っていた外科の受付にあったパンフレットを持ちかえっていただけ。)
 こちらの条件を伝え、あちこち紹介してくださり、評判を教えて頂き、いろんな話を伺いました。(でも、結果、「ここはご興味ないでしょうが…」と紹介された所に入居してましたが。(^^; )
 一日に3件ほどの見学をアレンジしてもらい、妹と二人で出かけ、慣れた頃には、それぞれが、あちこち見て回り…。何件目かで「玄関でわかる!」というほどの目利きになっていましたね!
※現在はいろんな紹介業があるのかな、と思います。

 そこで結論。
 ①施設の雰囲気に「相性」があること。
  経営者の雰囲気、介護士の様子、そして入居者の家族の人たちの感じ。
 ②介護士の離職率が低いこと
 ③介護体制が人的か機械頼りか
 ④経営状態(つぶれてしまった所も見学しましたが、やっぱりね、と思いました。)

 つまり、介護施設選びには、食事や、部屋の広さや使いやすさ、看護師体制などいろいろありますが、総ての元は「人がどうかかわっているか」ということに尽きます。

 その後、退院後の母も、自宅での一人暮らしは心もとなくなり、いろんな施設に「体験入居」して、決めたのが、父と同じ系列で、違うタイプの施設(自立型マンション)に入居しています。スタッフの手厚いケアのおかげで、今はとっても元気な高齢者になりました。「体験入居」はちょっとした旅行気分でできる!ということがわかりました。
 
 私の友人たちは出来る限り家族で介護を…、という方が多いです。時には、介護疲れでご自分が身体を悪くし、ご本人も弱られてから施設へ。すると、なかなかうまくいかないとも聞きます。
 家族のケアとはまた違ったケアの仕方が施設のケアですしね。こちらの希望をを伝え、施設の事情を伺い、連絡を丁寧にとるご家族たちは、とても良い関係のようです。(私は結構お任せのままですが)

 また、“順応”の問題もあるのかな、と感じています。父は早めの入居で、施設になじむことができ、毎度「帰る」の連発でも、どこか自分の住処が施設の部屋になっている…。
 でも、施設入居を家族までもが“引け目”に感じてしまう場合は、ご本人には身体への偏重をきたして、病気が悪くなって、「やっぱり私が頑張ればよかった…」と家族は後悔してみたり…。
 なかなか思う通りにはいかないものですが。
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by artemis-journal | 2011-02-07 12:29 | 介護

世の中はアースデイだけれど

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 4月の気候不順に振り回されてしまいます。
 気圧の変化に、最近体調のすぐれない私は頭痛を感知。そんなことに敏感になりたくないのに~。(>_<) ともかく、しばらくは私にとって“荒波”乗り切るというのか、やり過ごす事が何よりかな。

 昨日の朝の雪景色の中、父の介護施設は年に数回、季節ごとの大きなイベントの「たけのこまつり」の開催日。
 毎年、家族が揃って、とっても楽しい、おいしいイベント。今朝までは寒さに凍えていましたが、午後は陽ざしが眩しいほどの上天気に恵まれました。ここでのイベントは過去5年間、全部お天気に恵まれているのは、み~んなへのご褒美だろうな。

 急遽、夫もドライブしたい、と一緒にお出かけです。
 認知症が進み、母のことすら誰やらわからない父ですが、家族として4人も出かけると、楽しそうな感じで、父なりの気遣いも一生懸命でした。
 そして、4月入社の新入社員(ケアスタッフ)も一生懸命に一人ずつに挨拶をして回っています。「練習時間がなくて」といいながらのスタッフ達の和太鼓の演奏もアンコールを受け、賑やかなお祭りでした。
 困ってもうまく工夫を凝らして下さるので、さすがプロだな、と実感することが多いケアスタッフ。新人さんたちが、めげずに育ってくれることを願っています!

 5年ほど前の、母と父の二人暮らしをしている最後の頃は、夫婦共倒れしかけていました。その後、数回の肺がんの手術、放射線治療などを乗り越えた母の元気さ。何より大変だった長年のひどい欝も、この数年は症状もまったくなく、驚きです。(母も同系列で、父の施設の近くの独立型の介護施設に入居しています。)ケアスタッフのおかげで、感謝あるのみ。
 介護施設での生活の支援は、人によっていろいろですが、家族だけでこなすというのは、私の両親の場合は、不可能だったと思います。

 入居前、短期間に集中的に介護施設見学をしたことで、介護の質、誰の立場に立ち、何が大事か、というポイントがつかめたことで、私には大きな学びでした。普段の生活で、弱者の立場にも立てるし、介助や介護がどうあればいいのか、ということもわかり、「気持ち」も「システム」もいろんな事に目配りが必要だな、と見えてきました。
 高齢者に対して、喜びを持って生きることができる、そんな社会は、やはり北欧型福祉だろうな、とつくづくと思っているこの頃です。
 
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by artemis-journal | 2010-04-18 12:23 | 介護

桜の美しいある日

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 例年になく寒さがぶり返す春です。b0002916_1582965.jpg
 人の気持ちも、気温との関係が深いようです。水温む季節は、気持ちが不安定になりやすいそうです。
 毎年、私は桜の季節の温かなお日様を浴びながら、現実離れした空想ばかりしていたり、なんだかいつもの自分と違う、なんて感じることが……。

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 今年は……。
昨年末から3月までは、月2回ぐらいは、家を空ける用事がありました。留守中の仕事の段取りをつけるのが一仕事だし……。私にしては過密な予定をこなした3月中旬、おなじみのアレルギー症状がでてしまいました。
 通常1カ月ほどで完治するのに、今回ダメです。一進一退。普段の生活は問題なくこなせるし、あんまり窮屈に治療(食事制限が主流)モードに入らず、人体実験のように、「これ食べての症状は?」などとやっています。
 この季節、アレルギー持ちの私が花粉症だけにはかからないので、これぐらい仕方ないかなぁ、とも思いながら……。

 そんな毎日なので、気持ちもぱっとしませんが、先日は半日ドライブして、木々の美しさに感動!! 多摩丘陵が淡いピンク(桜だろうな)と芽吹きの柔らかい緑、そして赤い新芽、とパステルカラーに彩られた山々。町中はすでに梨の花が満開で、おじさんが一生懸命、受粉しています。そういえば、農業用のミツバチって輸入品なんだよな、今年も世界のミツバチは不足気味なのかなぁ。


 ドライブ先は父の介護施設。認知症も相当進んだ父の介護方針について担当医との面談です。私はできるだけ薬に頼りたくないのですが、施設は共同生活ですし、いろいろな対処を薬に頼らなければならない事情もあり、その点は充分に了解しています。
 ただ、できる限り「人的介入によって対処できたら……」というような願いを持つのですが…。父のような進んだ認知症の場合「病気が進んでいますから、もう、人的介入というレベルでは……」と先生がおっしゃられることを、担当看護師が大きくうなずきます。「あー、父はみんなに迷惑をかけているばかりなんだな」と思うと、私にはそれが辛く、涙がこぼれそうになってしまいました。
 幼児と同じで、待つことや、理屈はまったく通じません。すぐに機嫌が悪くなり、怒って八つ当たりしたりするわけですから、若い経験の浅い介護士など、たまったものではありません。
 私も一緒にいて、父の機嫌の良い時まなどは、母を気遣い、こどもが健康で何より、とニコニコ顔。でも、機嫌が悪くなり、理屈の通らないことを怒り始めると、「いい加減にしなさい!」とどなりたくなります。でも、介護ホームでそれが頻繁だと……。
 でも、帰り際に会った別の看護師さんが「いつもっていうわけではないんですよ。」なんてやさしく声をかけて下さってちょっとほっとして。。。
 その施設を選んだのは、スタッフの人柄の良さだったんですが、いろいろな事情でなじみのスタッフ達が退職されて……。

 「これからのことが気がかりで…」と担当のケアスタッフと立ち話をしていたら、彼女は別の方のケアの途中で、ゆっくり話しをすることはできずに終わりました。(話してもどうしようもないのかもしれませんが)
 
 また、五島シズ先生に相談してみようかな。
 「介護施設でみてもらっても地獄、家庭で介護してても地獄、家族はそんなもんですよ。」とおっしゃった事が心に残っています。

 今回の医師面談の話しのことなど、母には伝えるのはやめておこう、そう思った桜の美しい一日の出来事でした。
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by artemis-journal | 2010-04-09 15:24 | 介護