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素敵な出会い

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 今日から11月。気温の高い日が続き、11月の実感がわきません。
 前回10/26の「もの思い」では、仕事の仕方についてちょっと弱音を綴っていました。
 「早寝早起き」のペースが乱れてしまっていた10月に大きな原因があるようです。(というか、体が早起きを許してくれず、目覚ましが鳴っても起きるのが辛くて‥‥。)その不調も、だんだん調子を戻しつつあります。
 この間、関西へ出かけてきました。大阪、和歌山、奈良、京都と移動が多かったのですが、とても充実していて、お取引先の方々との交流は、心温まるものばかりでした。
 関西へ出かける直前にも、東京で、仕事の関係で、ウーマンケアネットのとても素敵ならずげさんとの交流ができました。
 普段の私のメールや電話だけでは味わえない素敵な出会いで、本当にありがたかったです。
 ちゃんとお目にかかってお話できると、メールなどより、何倍も楽しいですよね!

 仕事では「10周年」という節目に、あらためて初心に返り、「何故、私はこの仕事を始めたのか」と問われるようなことが続きました。和歌山での仕事はその最たるものでした。
 また、このところ、いくつかのインタビューを続けて受けたことがきっかけで、簡単にお話できるように(ついつい話が長くなる私ですので)、この10年の流れを振り返ってみました。そこで「初心」に立ち返らされました。
 キーワードは、「女神」「国産」「(経済性に振りまわされない)仕事」‥‥そんなところでしょうか。
 
 「女神」というのは、私にとってはライフワーク。人間の男と女、その関係‥‥。「女神の神話を創造する(生きる)」のが私のライフワーク。言葉にすると、なんだか、ちょっと奇妙な気もしますが、「神話を生きる」ということなんです。
 人の一生って、その人にしか紡げないものですし、できるだけ雑念を除き、自分の信念に忠実な生き方をしていく事こそが、神聖な生き方、「神話の創造」なんだ、って思っています。
 そんな私の信念に直接語りかけてくれた出会いが、関西初日の京都での鏡リュウジさんと小田まゆみさんとの「女神塾」の対談。そしてイナンナさんとの奈良の三輪山の麓でのつきない女神の話でした。
 
 2番目の「国産」というこだわりとフェアトレード。まるで逆関係に見えるかもしれませんが、フェアトレードは実は「国産」を大事にしたものだと私は思っています。
 食糧自給率が39%台に落ち込み、メイドインジャパンの製品も減りっぱなし。世の中は「激安」傾向で、適正価格は「高い」とさえ思われてしまっています。つまり、どこかで苦しむ人が出てくる安売りの仕組み。
 そんな経済性の呪縛に捉われず、儲け主義だったり、規模を大きくすることには重点を置かず、質の良い商品を提供できるように、また雇用が適切な状態であるように、というのが私の思いでした。
 でも、実際の厳しい社会の中では(偽装流行の昨今ですからね)、その理想主義の感覚はあまり共有できないものですから、時に“非常識”な私をさらけ出すことにもなっていました。 
 大阪でお訪ねしたあいねさんや、東京で懇意にして頂いているパッチワークさんはフェアトレードショップ。
 ショップの方々とお話をさせて頂くと、その共通性を感じます。フェアトレードは「グローバルに捉えた国産」、とでも言いましょうか‥‥。

 3つ目のキーワード「仕事」では、大阪で同業のtipuaさんとの出会いもありました。これもご紹介あっての事。今回は本当に良い機会を頂け、今後の成り行きがとても楽しみです。あいねさんとtipuaさんと3人で一緒にお話をさせて頂くことができ、話題も広がり、なんとも楽しかったです。tipuaさんをつなげて下さったらずげさん、らずげさんを引き合わせて下さったパッチワークさんと皆に感謝です。

 そして、最後にお訪ねした京都のお取引先の方のお話は、またあらためてお伝えします! とても素晴らしいお話を伺え、皆さまにも是非、ご紹介したいので。
 充実した関西での出会いのお陰で、こんな非常識な私でも、「もうしばらくはやって行こう!」という思いになりました。
by artemis-journal | 2007-11-01 23:17
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