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草間弥生展at吉祥寺

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 草間弥生さんの作品、大好きです。

 我が家の近くに、草間さんの版画の数々を所蔵していらっしゃる方がいらして「譲ってもいいらしい」ということで、よっぽど買ってしまおう、と思った思い出があります。実は近所のコーヒー屋さんに、時々、その草間さんの版画が展示されることがあるんです。なので、版画を観たくなったら、コーヒー飲みに行こう! と思って、購入は断念しました。(だって半端なお小遣いでは買えないのですもの。それでも、市場価格よりず~っとお安くなってました。)

 私の過去を辿ると2004/5/7には(ブログではなかったので、過去ログからひっぱてきました。)こんな事を思っていて、今と変わらんじゃないか、と確認。
 
そんなときに、草間弥生さんの力ある言葉を聞きました。
 「今はこんな争いの時代でしょ。だから芸術家はどんどん展覧会やって、(平和への)力づけをしなくちゃ」
芸術家の責務、そんな話でした。
草間さんは決してラクをして生きてはいない方です。
作品の制作を続けることがすなわち彼女が生きていること。
制作以外でタレント業をしたりするタイプではなく、いつも全身全霊をかけて制作をされている方。
私は「全身全霊」、あるいは脇目もふらず、というのに憧れています。
子育てや社会生活には不向きなタイプではあるけれど。子育ても手抜かりなく、でも、制作に没頭する日々なんてあり得ないわけで‥‥。
私のイメージのジレンマ。
心の奥底で、草間弥生さんのエネルギーがうずきます。
彼女の展覧会が終わる前に、出かけてみよう。
私の押し込んでいる「芸術」への憧れに水やりに。


2008/4/13のブログ「草間さんとはなこさん」
ドキュメンタリー映画の『≒草間彌生~わたし大好き~』の頃ですね。

 今回の吉祥寺美術館での作品は小型の版画が中心。その空間に入る前に、大きな深呼吸をして、気持ちを切り替えて、しばし草間ワールドに浸ります。今回は1950年代のコラージュに惹かれました。あまり見た事がないものでした。若い頃の強いエネルギー。
草間弥生展at吉祥寺_b0002916_15322116.jpg


 美術館の入り口のショップでは、本やらいろいろ売っているので、当然欲しくもなるのですが、そこは断舎離精神で、家に物を持ち込まない! とさっと帰ってきました。
 入館料100円で味わえるのですから、もう一度行っても良いですし!
 (※吉祥寺は来週末から、アトレに続き伊勢丹後の専門店街コピスがオープンするので、吉祥寺は大混乱状態まちがいなし。展覧会場と直結なので、こちらも混むのかしらね。)

 贅沢を言えば、彼女のエネルギーはインスタレーションで存分に味わいたいものです。彼女の大きな作品のある直島(瀬戸内)に行きたいのですが、なかなかリッチな旅となるので、夫の趣味とは違うし、実現の見込みは立ちませんね。
by artemis-journal | 2010-10-06 15:44 | アート
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