吉祥寺は思い出の街に

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 町並みはどんどん変わります。

 大好きだった吉祥寺が変わっています。地元の小さなお店が立ち並んでいたハモニカ横丁は、今や観光客までやってくる新しい店に様変わり。私の記憶の中にあるハモニカ横丁っていうのは商店の町並み。新しいものと古いものがうまく混在していたけれど、だんだん古いものは失われつつあります。

 武蔵野独自だった「ロンロン」というモールが「アトレ」に。オシャレ度は随分アップしたと思います。でも、JR東日本駅が管理するアトレです。若者向けのセンスで、和のエッセンスなどもキラリ。花屋と言えば、お決まりのあの店が入って…。エキュートとしてエキナカ(駅中)にある一連のお店と連携してます。輸入品などもとっても楽しめます。

 昔のロンロンにあった傘の専門店のおじさんの、折りたたみ傘の扱いは見事だったなぁ。傘の魅力を語ってくれて…。でもアトレには入らないんですよね。

 そういえば、吉祥寺の老舗のお店も変わってしまって、あるお店なぞ、おいしいコーヒーで有名だったのに、なんと温めなおしの見事にまずいお味。それでも、“名所”には並ばないと入れません。

 近鉄→三越と変遷したデパートも消え…。吉祥寺の独特の雰囲気を保っていたマダムの三越。客層が違っていましたもの。伊勢丹もなくなり、10月には三菱商事の扱いの新しい専門店。アトレに続き、またもや資本投入された新しいお店がやってきます。そう、若い人のための。

 吉祥寺の文化。一軒ずつの個性のあるお店が消え、資本が支えてくれている店が力強くなっていきます。
 「小さくてもいい、店を出したい!」という夢をかなえる町は、今はもう、ないのかもしれません。

 私の行きつけのお店のいくつかは、オーナーが自ら手掛ける一店舗だけのお店が多いのですが、そういうお店って、今の吉祥寺の土地の価格ではなかなかやっていけないのでは、と気になります。
 たとえば、コーヒー1杯が700円。落ち着いてゆっくりできる20席にも満たない小さなお店。場所柄、きっと家賃は高いでしょうし、更新料などもあるから、やっていけるのかしら、とお客の私が心配します。
 吉祥寺は新しいお店ができては消えて行くアブクのようなもの。雑誌がそれを煽りながら…。雇われ店長さんやらアルバイトさんで成り立つお店の数々。

 私の大事な吉祥寺は、井の頭公園と数店の通い慣れた大事なお店だけに絞り込まれてしまうのかしら。そう言えばこの1年ほどは、帰りがけの吉祥寺での寄り道はなくなり、直帰している私。吉祥寺を歩く時は用事をこなす時だけ。私にとって、もう、「文化としての街」の魅力は限りなくゼロに近くなってしまいました。
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by artemis-journal | 2010-09-18 00:05 | 生活
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