スタバのワンシーン

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 最近スタバに行かなくなったのはなぜだろう? 昔は、アメリカ並の広々としたテーブルやソファの配置で、ほっとできる感じがあったのですが、今やどこのスタバも身を捻りながらトレイを持ち運ばねばならない狭い動線空間。これが私にはイヤなんです。空間内、人の密度が濃くなると雑音が際立ちますしね。

 と言いながら、久々に立ち寄ったスタバで、後から幼児連れのおかあさんがココアを頼んで着席。さっそく取り出したプリント。かわいい女の子は塾の帰りのようです。
 「よくできたね~」「頑張ったね~」と赤マルのプリントに子どもの頭をなでなで。×のページでは「お話聞いてなかったでしょ」
 女の子はおかあさんに分けてもらったココアをおいしそうに飲んで、ナプキンなんかでこちょこちょしてました。プリントチェックが終わったらおかあさんはかわいい柄のノートを取り出し、「617」「5192」と、まるでそろばんの「願いましては~」の感じで読んでいます。女の子はおかあさんの合間につぶやいています。
 しばらくそんな“雑音”が聞こえていましたが、おかさんが突然、「違う」というので、私が「?」と目をやると、実はおかあさんの数字の逆読みをする、という「お勉強」をしていたわけです。母「384」子「483」、母「6379」子「9736」という具合。
 しばらく4桁をやっていると、だんだんこどものスピードが落ち、間違えがでてきて、完全にこどもの気はそれています。もうヤダ、っていう感じ。実は私、そのトレーニングについつい引き込まれ、私が逆読みを唱えていたわけです。(^^;
 私は途中で始めたから面白がっていたのですが、こどもはもう、スタバのざわめきの中、やる気は失せています。おかあさんはまだやらせたいのだけれど……。ついにはナプキンに数字を書かせて確認をとっています。でも進まないので、「ちゃんと数字をイメージして」と注意を促して席を立ちました。

 昨今はこういったお勉強シーンに出会います。以前は、ファミレスで似たような光景を見ましたし、電車の中でも塾通いの親子にこういう場面があります。

 「こどもにとって、公の場で“お勉強”ってどうなの?」
 「場所を選ばず、寸暇を惜しみ、集中力を養い、勉強に励んでいるのだろうか?」
 「こどもにとっては、おいしいジュースやお菓子を食べる楽しい場所。そこにお勉強を持ちこまれて、どうなんだろう?」

 高校生や大学生がカフェ勉するのはわかります。でも、幼児組、あるいは小学生の塾の定期テスト(模試)帰りの子供たちが、親と一緒にカフェで答え合わせっていうのはどうなんだろう? 時に責められ、時にほめられ、というのが公の場であっても良いのだろうか? 「悪い」とは言い切れないのですが、でも、家庭と公共の場をわきまえた方がこどもの「教育」には良いのでは?

 最近は、こどもがあまり来ない、ファーストフードではありながら静かな大人の場所、“SST”での一杯のコーヒーに癒されている私でした。
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by artemis-journal | 2010-03-25 19:12 | 社会
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