買い物になってしまう命の誕生

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 たまに声をかけていただくパーティは、かれこれ20年来の女ともだちの集まり。
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 先夜は料理上手の友の南インド料理。アーユルヴェーダの解説付き。炒めると香りが出るという「カレーの葉」というお初の生葉の香辛料にもお目にかかりました。サフランは体を温める女性の味方。いえ男性にも良いそうです。血の巡りをよくするわけだから。アーユルヴェーダの見方で体のバランス(ドーシャ)を整えるダル(豆)カレーだそうで……。
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もう一人の友もレンコンとかぼちゃとカリフラワーのサブジ(炒め物)を披露。
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 料理上手の友のお連れ合いはインド関連の物書きでインド暮らしも長いので、並のインド通ではなく、とっても詳しいのです。
 何年も前にはサリーを着て楽しむという優雅な会もあったことを思いだしました。今回は普段は観ることのできないDVDの観賞会。
 インド女性の“貸腹業”のドキュメンタリー『グーグルベイビー』。
 アメリカ人が卵子や精子を人工受精し、インド女性の“貸腹”で育て、子供を作り上げ、生まれたての子どもは違う夫婦のもとへ。
 貸金融業と品格を同じくする貸腹業だと思います。(代理“母”ってのは、育ててこそ!と思うのです。産むマシンではない!)
 この映画の衝撃的な部分をいくつかあげると……
1、貸腹業のインド女性は、一人産めば家が建つぐらいのお金をもらえる。(出産経験がないと貸腹はできない。インド人の夫は、妻の体で立った立派な家を自慢したりする。

2、卵子提供(売り手)のアメリカ人の若い美人妻は、自分の卵子を高額で売り、ガンマニアのその夫婦は、光り輝くガンを購入して、実の子供たちにもガンを握らせ、家を立派にするために稼ぐ。(排卵誘発剤は癌のリスクがあるそうだが、彼女はその代償を受け入れてもお金が欲しい。このときは30個の卵子を提供。)

3、貸腹業を「もっと安く」とビジネスとして横行しはじめている。(困っている人を助ける貸金融業みたいでしょ)

4、「産めない女性を助けている」と、助け合いの精神で自分を納得させている貸腹の女性。(インド人の女医がそう説得している。)
 
 イスラエルのゲイカップルが探す「卵子」は白人のグリーンアイの美女の卵子。ゲイですから精子はたくさんあるわけで、子供が何人できるのやら? 冷凍保存しておき……。
 この一連の作業は、写真をクリックしながらオンライン上で、スカイプを使った商談。卵子や精子を受精させた後は、「いい卵」を選び体にインプラントして、10ヶ月後、できた赤ちゃんをお腹を切り開き取り出し完了。卵子も精子も貸腹の値段もあるようです。それをマッチングさせて、コーディネートするという商売。友もブログに感想を綴っています。ご覧あれ。

 パーティの最中「学級閉鎖だ~」とメールがまわってきた友人。話題はインフルエンザのワクチンに。メンバーは予防接種は避けてきたし、子供にも受けさせなかった面々。自分の力で戦えるからだ作りを! というのが私たちの常識。「早くワクチン接種を!」という風潮に、あきれているのです。
 看取りを経験した友たちは、自分の死は自分で選びとりたい、と常々思っている様子。
 代理母、臓器移植や生と死の話題に発展し、にぎやかな女ともだちの晩でした。
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by artemis-journal | 2009-10-23 12:17 | 社会
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