自己責任力を発揮

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 この1か月ほどは、休日も予定があり充実。言いかえるとのんびり休むことがなく、今週は夕方になると突如、電池切れの体。気合を入れに、自転車をこぎながら外の空気を吸って“自己発電”。

 世の中は政治の様相が変わって、おばさま方に大人気だった郵政民営化のあの人の「自民党をぶっこわす!」がやっと実現。あの後の3人の総理大臣、大変でしたけどね。 
 そのせいもあってか、「麻生さんは人柄がいいし、良いことをやったのに評価されない」などとブログでは同情の声もあがっています。日本人らしい優しいコメントだとは言えるのですが……。しかしながら、政策も実態も関係ない、単なる気分的なコメントに、スピ系らしき危うさを感じてしまいます。
 そのスピ系の人たちの「メディアが報じない事実(麻生さんの功績ということですが)」ってのも、なんか与野党逆転するとおかしなねじれが出てくるものです。メディアの「情報操作」なんて、当たり前のことです。というより、「戦争批判」ができない、厳しい「自主規制」がメディアには課せられていたように思えるのですが。

 それはさておき、朝日新聞の「オピニオン」のページは、8/29高村薫氏、9/2山崎正和氏と、するどい指摘やサキヨミできる人のお話が掲載されていました。
 山崎氏は、“人間の質”について歴史に沿って語っておられ、今回の選挙は「ポピュリズム(大衆迎合・ムードの流れ)」だと。成熟した民主主義とは意味合いが違うようです。
 その要因として、携帯・電子メディアという速攻性に重点が置かれると、熟考することがなくなり、すぐに気分を伝える(反応する)だけになってしまった、と言われるのです。(私がブログを苦手な要因かな。)
 ネット上のやりとり(ブログ)をいくつか拝見していて、その「ポピュリズム」的な流れを感じることがあり、「アブナイ」と不安な気持ちになることがあります。
 マスメディアでは報道されない内容を個人ブログで発見した時など、その報道を辿り、どこにつながっているか、っていう所まで見ていかないと、“うわべの事実”で、「心まで」持って行かれかねないです。
 tuitterなどの気軽さも、“反応”ばかりで“発酵”は起こり得ないので、大豆と麹と塩で味噌ができるというような変容は無理です。その場の反応的なつながりが何を起こすのでしょう? もちろん活用の仕方によるでしょう。tuitterを眺める私は用心深く影からそっとです。(っていうか面倒で見る気も起こらないですが(^^; )

 定額給付金や高速週末1000円の麻生政権の経済対策とはどうだったかしら? 製造業の派遣労働は大きな痛手となったまま。今や製造派遣止めれば、安価な外国労働に移行せざるを得ない、という企業の考え方。デフレ傾向の今、政治はこの実態を冗長してはいけないはずなのに……。

 なんとなくですが、今の働き盛り、あるいはこれから社会を支える20代から40代が、今は内臓疾患はないけれど、鬱などの病に悩み、健康度が落ちているように感じます。心が病むとからだも衰えるのは時間の問題でしょう。(逆も真なりで、からだを整え、心を健やかに! あるいは心を整え、体も一層元気ってことも!)
 背中をまるめて顎を突き出した感じで歩く、シルエットはまるでお年寄り風で目はうつろ。街中でそんな若い30代ぐらいの男性を立て続けに数人見かけた昨日でした。
 歩きながらひとりぶつぶつ、あるいは大声で(亡霊相手に?)、怒りや不満をさらけ出している人。そんな光景も別に珍しくありません。どこでも見かけます。とても人社会でのコミュニケーションが取れる状態の人たちではないです。社会システムの犠牲者かもしれない、とも思われてきます。

 麻生氏の「経済立て直し」は、トップダウンで企業がしっかりすれば雇用も復活のはずでした。ところが企業は莫大な借金で成り立っているようなものですから、末端雇用者まで行き届かないのです。100年に一度のそんなひどい経済状況だったから? 経済に力がない時は、政治が国民の保障をしないで、誰が助けられる?
 “今の私の生活”をボトムアップして、立て直しをしてくれないと、家賃が滞り、追い出されるわけですよね。経済に依拠してしまう「働く気があれば」の「自己責任論」(小泉時代から流行り始めた言葉ですね。)
 社会保障費、消えた年金、天下りやらかんぽの宿、その他多数のいい加減行政。自民党はまずは「責任力」を発揮して、そのあたりを精算してね。過去の失策を民主党に八つ当たりしていては、もっと嫌われます。官僚の方々も、今までのように行かず苦労されるでしょうけれど、やりがいある国家公務員のお仕事というこで、頑張って頂ければ!

 というわけで長くなりました。ここまで読んでくださった方に深謝いたします。
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by artemis-journal | 2009-09-05 16:04 | 社会
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