オーガニックにクローン

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 6月に山形で東北地方の有機栽培に取り組む生産者の方々との交流会に参加。長年、産直を行ってきた生協主催の「産地公開確認会」。
 農業、有機栽培への取り組みについて、私たち消費者の立場ではどうしたらいいの? そんなことを考えた産地の確認会でした。b0002916_1544265.jpg
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 夜の交流会では100名近くが集ったでしょうか。私にとっては、生産者の方々の思いを伺える貴重な時間でした。
 今回は稲作、その中でも合鴨農法を中心に視察をさせて頂き、実際に、水田にズブズブと足をとられながらも、「生き物調査」にも参加させてもらいました。
 
 スーパーマーケットなどで「買うだけ」の末端の消費者の私たちには、“慣行栽培”という一般的な農薬や化学肥料を使いながらの農法や、農薬・化学肥料を抑えた“減農薬”(どれだけ「減」かはわかりませんが)、完全無農薬の有機農産物まで、「表示」を見て区別するのがせいぜい。(つまりは生産過程はほとんどわかりません。)

 最近は「オーガニック」に魅かれる人が増えています。私も金額の許す限りは野菜はオーガニック狙いをしています。でも支払時のお財布との折り合いをしないとなりません。
 この会では、「自立した農業(国の減反政策などに振り回されない)」を目指す庄内協同ファームの方々のプレゼンをじっくり伺い、その思い、目指すところ、苦労されていること、今後の課題などよくわかりました。

 有機JASのオーガニック認定を受けるというのは、それはそれは大変なこと。農作業以外の「書類作成」を相当量こなさなければならないのですから。その作業を生産者の方は「笑顔の消えた農業」とおっしゃっていました。
 農作業だけでも、慣行栽培より手がかかり大変なのに……、私は頭を下げるのみ。

 我が家の家庭菜園の小松菜などは虫の食べ残しのようなものばかりです。トマトは赤くなったら一番に食べるのが鳥? 今年のトマトは毎度、“誰か”にやられています。

 私たちの命の素となるお米や野菜に、安心・安全を求めるなら、私たちは何をしたらいいのだろう?
 まずは自分が何を食べているのか「知ること」なのかな、と思いました。そして次に選んで買い求めること!

 気がかりはクローン食品が出回り始めていること。まだ新しい分野で、いろいろな規定も手探りなのでしょう。表示義務もまだないようです。
 そして何と驚きはクローン(人為的)でも生育過程がそれなりなら「オーガニック食品」になりえるということ。

 私は遺伝子組換え作物に対して、非常に危惧しているのですが、クローンはその上を行く??
 世の中、選択肢の幅が広がったと言えばそれまでですが、工場生産の水耕栽培の衛生的なレタス。太陽光を浴びていない野菜。あまり食べたい、という気がしません。

 出自不明の場合は、生産過程のわかりにくい加工食品に、あるいは外食産業に行くのかしら。それも破格の……。「オーガニック生産牛」実はクローン牛。肉類だけでなく、肉エキスとして出ていくわけですから。

 消費者は知る権利があるはずですが、知る術はなく、表示を信じるしかないです。
 一歩踏み込んで、自分の何を食べているのかを「知ること」。(教育現場の課題にすればいいのにね!)

 今回私が参加した「公開確認会」などで、消費者と生産者が信頼関係を作り上げながら「食べるもの」を考えていくことが、現代人にふさわしいあり方かな、と思いました。
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by artemis-journal | 2009-07-07 17:31 | 社会
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