おくりびと

アルテミスのトップページhttp://artemis-moon.jp。
オリジナルサービスでアウトレットBの販売再開。

 氷雨の中、お別れの式に参列しました。美しい花に囲まれた“笑顔”に、在りし日の彼女の声が私には聞こえてきました。親しいお付き合いをさせていただいたわけではないけれど、彼女の前では素直な気持ちで、おしゃべりができました。
 弔辞を述べられた親友の方は、彼女とよく似た優しさを漂わせていました。喪主であるご主人様の言葉の一言一言からも、温かいご家庭だったことが伝わりました。子どもたちが立派に育っている姿を拝見し、何も心配はいらない、そういう確信も持てました。
 同じ年の子どもを持つ母としては、子どもの成長を見届けることができなかったこと、それはそれは心残りだっただろう、そんな風に私は涙してしまうのです。
 でも、ご主人様の言葉を伺い思いました。彼女の魂が、ご親族をはじめ縁ある私たちをより良い方向へ導いてくれるはずだと。そしてわずかながらも力が湧き、前を向くことができました。
 それは、彼女のお人柄によるものでしょう。
 生まれたからには必ず迎える死なのだから、亡くなった方をお送りする側に立つ時は、その方の思いを受け取りたい、そう思っています。
 私は、彼女から素直な優しさを受け取りました。
 棺に眠る彼女のとても美しいお顔を拝見し、闘病はお辛かっただろうけれど、もう、ゆっくりおやすみくださいね、そんな気持ちが湧いてきました。
 折りしも今日は日本映画『おくりびと』が初のアカデミー賞受賞と華やかなニュースが流れています。納棺師のお話だそうですね。ずっと見逃している映画です。英語のタイトルは“Depature”だとか。
 新しい世界への旅立ちを怖れずに。
 子どもたちは、お母さんのすばらしさを何倍にも育てていくことでしょう。
[PR]
by artemis-journal | 2009-02-23 22:07 | 生活
<< 転向 カフェスタイルで >>